サッカー選手

セリエAで活躍する日本人サッカー選手

セリエAとは、ヨーロッパの5大リーグ(セリエAのほかに、ドイツのブンデスリーガ、イングランドのプレミアリーグ、スペインのリーガ・エスパニョーラ、フランスのリーグ・アン)の一つです。

今回はセリエAの特徴と、また今後活躍が期待される富安選手について紹介します。

 

1、セリエAとは

設立は1898年で現在20のクラブが在籍し、リーグを代表するチームとしては、ユヴェントス、インテル等のチームが挙げられます。1990年代にはUEFAチャンピオンズリーグでイタリアのクラブチームが7年連続でファイナルに進むなど世界中からスター選手が集まり、世界最高峰のリーグと呼ばれていました。しかしFFP(「ファイナンシャル・フェアプレー」の略)の影響で弱体化しました。FFPとは根本的な原則は「赤字経営の禁止」ということで、つまりクラブの営業利益(選手売却による移籍金、スタジアム入場料、テレビ放映権、賞金、グッズ収入、スポンサー収入)を上回る支出(選手獲得のための移籍金、人件費)を認めないというものです。かつてはユヴェントス、ミラン、インテルのビッグ3と言われていた時代もありましたが、現在はユヴェントスの1強状態で、2018-19シーズンが終了した現在8連覇を達成しています。

セリエAは守備、戦術、フィジカルのサッカーで、結果を最も重視します。また1-0(ウーノゼロ)に美学をもっているのも特徴です。またプレーが小さなファールでよく途切れるというイメージも個人的にはあります。

 

2、これまでのセリエAに挑戦した日本人選手

セリエAを語る上で忘れてはいけない日本人は、三浦知良選手と中田英寿さんです。

三浦知良選手は、アジア人として初めてのセリエAプレイヤーとなりました。しかし、開幕戦で相手選手と衝突し鼻骨骨折するという不運もあり、1年間の在籍期間で1ゴールしか決められず、目立った活躍もなくセリエAを去りました。その後は海外、国内でプレーし、52歳になった現在でもJ1でプレーしています。

中田英寿さんは、ペルージャに加入し、開幕戦のユヴェントス戦で2ゴールを奪うセンセーショナルなデビューをかざり1年目から大活躍しました。その後もペルージャでレギュラーとして活躍し、2000年に名門ASローマに移籍。ASローマでは日本人初のセリエA優勝メンバーにもなりました。

引用元:ゲキサカ

 

3、今後セリエAで活躍が期待される富安選手

富安選手は、1998年生まれの現在21歳の選手でポジションはDFです。以前対談した元日本代表の中山雅史さんからは新時代のアジアの壁と言われるほど期待が高い選手です。2016年、高校卒業を待たずに高校3年生の時、アビスパ福岡のトップチームに昇格しました。2ndステージの第3節FC東京戦でプロデビューを果たすと、その後はディフェンスラインのレギュラーに定着しました。日本で2年間プレーした後、本人の海外志向が強かったこともあり、ベルギー1部のシント=トロイデンVVに移籍しました。移籍先でも大活躍しクラブのサポーター団体によるシーズン最優秀選手に選出されました。その後、ベルギーでの活躍が認められ2019年7月にセリエAのボローニャFCに移籍し、現在ボローニャFCでも欠かせない存在と言われるまでの活躍をみせています。

引用元:ゲキサカ

富安選手のストロングポイントは、1対1の強さとDFラインからFWへのパスです。

1対1の強さについては、若くから海外に挑戦し、屈強な海外選手と毎日対決することにより磨きがかかった部分です。日本では基本的に組織でディフェンスしますが、海外では個人でディフェンスする機会も多く、敗戦した場合に個人の責任とされることも多々あります。このようなこともあり1対1に強いということは海外でやっていく中で必須の条件と以前TV取材で富安選手も言われていました。

また身長は189㎝あるので現在の主要ポジションのサイドバックでは大柄です。ちなみに長年イタリアで活躍した長友佑都選手の身長は170㎝です。プレースタイルが全然違うので単純に身長だけで比較できませんが、サイドバックで189㎝は非常に武器になる材料です。

余談ですが、長友選手といえば富安選手が現在所属のボローニャFCが興味をもっているという噂があります。是非実現していただき、セリエAで日本人DFコンビを見たいものです。

もう一つの武器は、DFラインからFWへのパスです。

ベルギー移籍した際にインステップキック(サッカーで最も基本的なパスのけり方)かた練習させられたというだけあってパスの精度は海外挑戦前に比べ格段に成長しました。パスの精度があがったことにより攻撃面でも成長をみせ、最近では右サイドバックの富安選手のパスやセンタリングでチャンスを演出する機会を何度も見ます。

 

4、まとめ

現チームで大活躍中の富安選手には、セリエAの名門クラブのミランやローマが興味をもっており、セリエA内でのステップアップ移籍は、予想以上に早く訪れるかもしれないと言われています。将来的にはビッククラブに移籍し、また日本代表のディフェンスラインのリーダーになることを期待しています。