世界中で猛威を振るっているコロナウイルス。
国内感染者は約1,500人となっており、また都内では1日に60人以上感染するなどものすごい勢いで感染が拡大しています。
そんな中、外出自粛要請がでており、まずは不要不急な場合は外出を控えることが一番です。
しかし感染した場合に備えて何かできることはないのでしょうか?
自分専用の人工呼吸器を買おうとしている?
- アメリカでは新型コロナウイルスの感染拡大を受け、一部の富裕層は病院が機能しなくなった場合に備えて、自分専用の人工呼吸器を買おうとしている。ニューヨーク・タイムズが報じた。
- 人工呼吸器は重症化した新型コロナウイルス感染症(COVID-19)患者の治療に重要な役割を果たしていて、その需要は世界的に高まっている。
- 小型の人工呼吸器を製造するある企業は、富裕層から購入の希望はあるものの、個人の注文には応じないと話している。NBC Newsが報じた。
実際に、富裕層から自分専用の人工呼吸器を買いたいとの問い合わせが相次いでいるようです。
実際に個人が人工呼吸器を購入することはできるのか?
アメリカのトランプ大統領は3月18日(現地時間)、人工呼吸器の増産を求めたと発表しました。
アメリカではニューヨークを中心に、10日間で感染者が13倍に拡大しています。
このペースで重症の患者が増えれば、ニューヨーク州で最大4万台の人工呼吸器が必要としていますが、24日時点で届いたのは、400台にとどまっています。
メーカーはすでに入っている注文に応えるので精いっぱいとのことです。
このような状態で個人が購入することができるのでしょうか?
NBC Newsが報じた内容では、小型の人工呼吸器を製造するある企業は、富裕層から購入の希望はあるものの、個人の注文には応じないと話しています。
動物用の人工呼吸器にも需要が高まっている?
アメリカ・ニューヨーク州などでは、新型コロナウイルスによる患者が急増し、人工呼吸器の確保が課題になる中、大学の獣医学部などが、動物の治療に使う人工呼吸器を貸し出す動きも出始めています。
地元メディアによりますと、このうち、ニューヨーク州に本部があるコーネル大学の獣医学部は、動物の治療に使う人工呼吸器を大学の医学部に貸し出したほか、マサチューセッツ州のタフツ大学の獣医学部も、ボストン近郊の病院に人工呼吸器を貸し出したということです。
アメリカの獣医師によりますと、動物に使う人工呼吸器はヒトに使うものと同じだということで、消毒したうえで調整すれば問題なく使えるということです。
日本でも動物用の人工呼吸器をつけっている企業に、海外から購入の要請があることはTVでも報道されていました。
まとめ
今回はアメリカの富裕層が人工呼吸器を買い求めているということについて記載しました。
世界中で猛威を振るっているコロナウイルス。
早く終息するために、まずは私たちにできる不要不急の外出を自粛しましょう。
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