バイエルンに所属するオーストリア代表DFダビド・アラバ(27)に対して、移籍の可能性があると、イギリス「デイリー・メール」が報じています。
現代屈指のマルチロールプレーヤーとして評価の高いアラバ。
バイエルンで左サイドバックを主戦場にしていますが、中盤でもプレーでき、プレースキッカーとしても一級品の才能をもっています。
そんなアラバの契約は2021年6月までですが、依然として金銭面の障壁があり、契約延長には至っていないとのことです。
またバイエルンは新型コロナウイルスの流行によって財政面で打撃を受けており、これ以上負担を増やすつもりはない様子とも報道されています。
さらに最近になって、アラバが新たな代理人としてピニ・ザハヴィ氏を雇用したことが判明し移籍は現実味を帯びてきています。
移籍先の候補として、R・マドリーとバルセロナが挙げられています。
まさにクラシコが勃発している状態です。
今回はアラバ移籍は実現するのかについて調査したいと思います。
アラバのプロフィール
在籍チーム | バイエルン・ミュンヘン |
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生年月日 | 1992年6月24日(27歳) |
身長、体重 | 180㎝、78㎏ |
利き足 | 左 |
ポジション | SB,CB |
オーストリア国籍のアラバは、2008年地元アウストラリア・ウィーンからバイエルンのユースチームに加入。
2009-10シーズンにトップチームデビューを果たし、これまでに372試合に出場しており、長年にわたって中心人物として活躍しています。
また元MFだったこともあり、足元の技術が非常に優れている選手です。
バイエルンではもっぱら左SBとしてプレーしていますが、オーストリア代表では中盤でプレーすることもあります。
アラバのすごさその1 ピンポイントのクロス
アラバの凄さは、左足からの高品質なクロスボールです。
速く強いグランダークロス、アーリークロスなどペナルティーエリア内の選手にピンポイントで出すことできます。
バイエルンには、レヴァンドフスキやミュラーなど空中戦に強い選手が多いため、アラバからのクロスボールは1つの武器になっています。
アラバのすごさその2 スピードを活かしたオーバーラップ
左SBとしては、充分なスピードをもっており、そのスピードを活かしたオーバーラップはアラバの武器です。
アラバのすごさその3 ユーティリティ性
以前監督を務めていた名将ジョゼップ・グアルディオラに「我々の神」と言われるほどのサッカーセンスを持ち、GK以外全てのポジションをこなす事ができる非常に万能な選手です。
そんなアラバのスーパープレーがこちら↓
アラバをめぐりクラシコ勃発か?
契約延長が難航しているアラバの獲得にリーガを代表する2チームである、R・マドリーとバルセロナが興味をもっていると報道されていますが、より獲得に真剣なのがR・マドリーのようです。
R・マドリーはDFマルセロに不安定さが見られることや左サイドバックも手薄の状態のため、アラバは適任だと考えられているようです。
またマルセロにはユヴェントスが4年契約を準備しているとの報道もあり、この状況次第では、アラバのR・マドリー移籍もかなり現実味を帯びるものと思われます。
一方のバルセロナは絶対的な左サイドバックのジョルディ・アルバがいるため興味を示しているものの獲得する可能性は低いとみられています。
まとめ
バイエルンは、マンチェスター・シティのドイツ代表FWレロイ・サネの獲得に向け、アラバの譲渡を含めたオファーを検討しているとの報道もありましたが、本人がプレミアよりリーガを希望していることもあり、マルセロの状況次第ではR・マドリー移籍が実現する可能性は十分にあると思われます。
楽しみに状況を見守りたいと思います。
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